〜アヒルの話〜
かれこれ30年前に一億には看板ダックがおりました。
そんな昔のことを覚えているお客様はそうおりません。
しかしながら、先日30年ぶりにいらしたお客様がそのことを覚えていて下さって、
当時の懐かしい六本木事情と一億のその昔の話に花が咲きました。
ここで言う“ダック”とは、1980年代にとても流行ったアヒルのランプのことです。
すると後日、同じお客様がそのダックを抱えてランチに来て下さいました。
重量は軽いですが、大きな猫くらいの大きさです。
それを脇に抱えて
『これ、当時のと全く同じではないかもしれないけど良かったらもらってくれない
ですか?30年ぶりに来て突然こんなの持ってきて厚かましいのだけど…。
僕にとっては一億はとても懐かしくて楽しい六本木の思い出なんだ。』
どうやらネットでこのアヒルのランプを探して下さったようです。
この日から、仲間に加わりました。
いつも外で店番してくれてます。
たまに話しかけたりもしてます。
名前はラッキーにしました。
長年、一億を気にかけてくださるお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。
心よりお礼申し上げます。